内山高志氏が認めるバンタム級日本人「強いよね」　細川バレンタイン氏「最終的には井上尚弥に追いつく」

シャドーボクシングする元2階級世界王者の中谷潤人
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　元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏（44）が自身のYouTube「KOチャンネル」を更新。元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏（42）と日本人バンタム級トップ3を指名した。

　現在、バンタム級を戦場とする日本人は井上拓真、中谷潤人、比嘉大吾、西田凌佑、堤聖也、石田匠、栗原慶太、武居由樹、那須川天心ら人気も実力も兼ね備えた顔ぶれで群雄割拠している。

　その中で「今、誰が強いのか？」という企画。

　内山氏は「俺の中では中谷（潤人）」と3階級目に挑戦する若きサウスポーを名指しした。

　これに細川氏は「武居も天心も小さい頃からボクシング、キックで英才教育受けてきた。世界チャンピオンになる可能性高いが、問題はいつ誰と戦うか。中谷が（バンタム級）統一したら彼らにベルトがいくことはない」と、中谷を別格の存在と認めた。

　内山氏も「中谷強いよね」と感心すれば、細川氏は「彼は最終的には井上尚弥に追いつく可能性ある」と指摘した。

　中谷に続く2番手は現WBA世界バンタム級王者の井上拓真。内山氏は「うまい」と認め、細川氏は「彼は井上尚弥とスパーできるんですよ」と、2階級4団体統一王者である兄と真っ向から打ち合える日本人であることを強調した。

　内山氏は3番手に1月のOPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチで強敵サルダールを6回KOで下した栗原。細川氏は「比嘉、西田、将来的には天心。今なら西田かな」と指名した。