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ボビー・オロゴン発掘のオイコラが3・20後楽園登場 3回KO宣言

[ 2023年2月1日 17:00 ]

オンラインで会見に参加したオイコラに李鎮宇はパンチを当てるポーズ
Photo By スポニチ

 タレントで格闘家のボビー・オロゴン(49)が母国ナイジェリアからスカウトしたプロボクサーが、後楽園デビューを果たす。日本フェザー級4位のリドワン・オイコラ(25=平仲BS)が3月20日、東京・後楽園ホールで行われるスーパーフェザー級8回戦で、日本同級19位の李鎮宇(26=角海老宝石)と対戦することが1日、都内で発表した。オイコラはオンラインで発表会見に参加し、「東京は初めてなので楽しみにしている。東京のファンを楽しませたい。いろんな選手と試合をしてきたが、この選手なら問題ない。3回で試合は決まると思う。自信はある」と抱負を語った。

 ナイジェリア南西部イバダン出身で、1メートル72のオーソドックスタイプ。17年12月にプロデビューし、19年4月にナイジェリア・スーパーフェザー級王座、20年12月にはマイナー団体WBFのインターナショナル同級王座を獲得するなどプロ13戦11勝(6KO)1敗1分けの戦績を残している。昨年9月に渡部大介(29=ワタナベ)を破ったのを皮切りに同10月、今年1月22日と日本国内で3連勝を飾り、2戦目からは元WBA世界スーパーライト級王者・平仲信明会長(59)のジムに所属してオロゴンがセコンドについた。

 同じくオンラインで会見に出席したオロゴンは「世界タイトルを獲る目的で日本に来ている。どこまで日本で通用するか、思い切り勝負させたい」と期待を込め、3回KOを宣言したオイコラに「油断しない方がいいとアドバイスしたい」とクギを刺した。1月31日に日本ランキング入りしたばかりのオイコラも「強い相手なので、軽く見ないで練習したい」と話す一方、「これは1つのステップ。必ずチャンピオンになる。会長も世界チャンピオンでサポートしてくれている。心と体の準備はできている」と意気込んだ。

 ▼李鎮宇 最初の3ラウンドは気をつけたい(笑い)。動くので、どう戦うかは考え中。強敵と思うが、フェザー級上位に勝って下克上したい。

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2023年2月1日のニュース