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WBO世界ミニマム級王座から陥落の谷口将隆が再起を宣言 ライトフライ級転向も

[ 2023年1月26日 12:59 ]

TKO負けで王座から陥落した谷口
Photo By スポニチ

 プロボクシング前WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(29=ワタナベ)が26日までに自身のYoutubeチャンネルを更新し、再起を表明した。今月6日のメルビン・ジェルサエム(28=フィリピン)戦で2回にワンツーを浴びてダウンし、TKO負けで王座から陥落。「世界王者から陥落して、日に日にもっとああしておけばよかった、悔しい、もっとできたなという思いがある」と心境を明かし、「火は全然消えてなかった。もう1回頑張ってみようと思います。再起します」と宣言した。

 動画を見返しても、いまだに2回の記憶はないという。「1回に左ボディーを当てられて、距離を把握したと勘違いしたと思う。当てに行くスタイルじゃないのに自分のスタイルを崩したのが敗因。全体的に距離が近かった。半歩に満たない、数センチの距離感が命取りになると実感した」と振り返った。今月19日に29歳となり「ボクサーとしていい年頃。最終章だし、頑張っていきたい。ミニマム級がしんどいというのもあって、ライトフライ級も視野に入れつつ、チャンスがあればどの階級でもいこうかなと思ってます」と階級変更の可能性を示した。ジムワークは前週から再開しているが、試合翌日の今月7日には体重がミニマム級のリミット47・6キロから60キロ近くまで増えていたそうで「動きはめちゃくちゃ悪い」と苦笑いした。

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2023年1月26日のニュース