京口紘人がフライ級転向の方針明かす　3階級制覇＆「ファンに勇気を与えられるファイトを」

ジムワークの最後に10キロのダンベルを振る京口紘人
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　プロボクシング前WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人（29＝ワタナベ）が25日、フライ級に転向する方針を明らかにした。昨年11月のWBA＆WBC同級王座統一戦で寺地拳四朗（31＝BMB）に7回TKO負けでプロ初黒星を喫し、4度防衛した王座から陥落。再起にあたっては階級転向も選択肢としていたが、今月からジムワークを再開しており「上の階級で戦える体づくりもしている。2月からは本格的なウエートトレを始めたい」と明かした。

　2階級制覇を達成したミニマム級とライトフライ級の体重差1・35キロに対し、ライトフライ級とフライ級の差は1・83キロになる。必要となる自身のパワーアップに加え、サイズの大きい相手に対してブロッキングに頼らない防御にも取り組むという。今春を希望する次戦は国内外の開催も含めて未定。フライ級での3階級制覇を「形あるものとして目指す」と話す一方、「ファンが求めている試合で、人々に勇気を与えられるようなファイトを見せたい」と内容で魅了していく姿勢を強調した。

　TikTokやインスタグラムで活動するインフルエンサーの“あきまっくす”こと若林亜希さん（33）との結婚を21日に公表したばかり。年内に挙式予定で、大人数を招待するような披露宴は行わないが、「子供は2人ぐらい欲しい」と笑みを浮かべた。