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新人王準決勝敗退の赤井英五郎「フルラウンドやれたのはよかった」「中途半端になってしまった」

[ 2022年9月27日 22:19 ]

プロボクシング東日本新人王トーナメント準決勝 ( 2022年9月27日    後楽園ホール )

判定負けの赤井はがっくり
Photo By スポニチ

 “浪速のロッキー”と呼ばれた元プロボクサーで俳優の赤井英和(63)の長男、英五郎(28=帝拳)はミドル級準決勝で元K―1ファイターの左右田泰臣(34=EBISU K’s BOX)に1―2で判定負けした。2回に左ガードが甘くなって右の被弾が増え、3回にジャブで立て直してから左フックやボディーを振るったが、単発にとどまった。ジャッジの採点は39―37、37―39、36―40だった。

 過去2戦はいずれもTKO決着だった赤井は「フルラウンドをやれたのはよかった」と話したが、ガードについては「リラックスして体や頭を振ろうとして、たぶん手も落ちてしまったのでは。2回の後半から相手のペースで戦ってしまった」と分析。「左フックは結構芯で当たっている感じだったけど単発。そこから入って右を打つかボディーを打つかしなければいけなかった。インテリジェンスに欠けています。ガムシャラに行くなら手をいっぱい出さないといけない。中途半端になってしまった」と振り返った。今後については「すぐに練習を再開したいけど、帝拳さんと話し合っていつ再開できるか。今回は最高の練習ができたけど、帝拳ジムで練習できるだけでもありがたいので」と話した。

 ▼左右田泰臣 4ラウンドまで試合をしたのが収穫だった。(赤井のパンチは)結構手打ちだったのに腕力があって、(体を)持っていかれた。ボクシングを始めた以上、ここで止まるわけにはいかない。1つ1つの試合をしっかり通過していきたい。(ボクシングデビューから2連勝で決勝進出)

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2022年9月27日のニュース