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内山高志氏、VSメイウェザー実現したら「本気を出してもらわないように頑張ります」

[ 2022年9月22日 19:06 ]

<RIZIN メイウェザー公開練習>メディアが詰めかける中でミサンドバックをたたくメイウェザー。内山高志氏も遠くから覗く(撮影・篠原岳夫)
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 総合格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(25日、さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来(30=トライフォース赤坂)とエキシビションマッチを行うボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が22日、東京都新宿区四谷の「KOD LAB」で練習を公開した。

 「KOD LAB」はWBA世界スーパーフェザー級王座を11度防衛した内山高志氏(42)が手掛けるボクシング・フィットネスジム。50戦無敗の王者の練習を見学した内山氏は「凄いね。軽くやっているのが分かるけど、それでも凄い。スピードがあって体の軸がぶれない。それにほとんど休みなしでしょ。ずっとトレーニングしているんはないかな。普段はもっと激しいトレーニングをしているはず。45歳という年齢は感じさせなかった」と驚嘆した。

 朝倉との一戦については「普通に考えたら厳しい。(朝倉のパンチ)は当たらないでしょ。世界の名だたるボクサーが負けてるんですから。ただ、朝倉選手は体が大きいから、メイウェザーも無理に倒そうというより、3ラウンド、テクニックを見せようという感じになると思う」と予想。「朝倉選手がなりふりかまわず突進するようだと、メイウェザーもムキになって強い攻撃に出るかもしれない。逆にそうしないとチャンスはないかも。スイッチを入れるかどうかがカギ。朝倉選手のセンスに期待」と語った。

 内山氏は19年9月にメイウェザーと初対面。メイウェザーもそのことを覚えており、公開練習後には固い握手を交わして再会を喜び合った。内山氏は「覚えてもらっていてうれしかったです」と大感激。報道陣からメイウェザー戦が実現したら「どう戦うか?」を問われると、「普通に判定で終わらせます。本気を出してもらわないように頑張ります」と答えて笑わせた。

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