メイウェザー　渋谷109に来襲！ド迫力フェースオフで74秒にらみ合い、サプライズ会見に5000人熱狂

フェースオフするフロイド・メイウェザー（左）と朝倉未来
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　総合格闘技イベント「超（スーパー）RIZIN」（25日、さいたまスーパーアリーナ）でエキシビションマッチを行う元ボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザー（45＝米国）と朝倉未来（30＝トライフォース赤坂）が21日、都内の「渋谷109」前で記者会見した。メイウェザーの意向で質疑応答は行われなかったが、本人は超ゴキゲンで大はしゃぎ。終始冷静だった朝倉とは好対照な姿で、集まった渋谷のファンを熱狂させた。

　東京のランドマークの一つである渋谷109前での会見。事前告知されておらず、開始数分前に幕が下ろされ、「フロイド・メイウェザーVS朝倉未来」のボードが現れると会場付近は騒然となった。主催者側は立ち止まらないように呼びかけたが、反対側の歩道まで人で埋まり、約5000人が熱狂した。

　機嫌を良くしたのか、50戦無敗の5階級制覇王者は満面の笑みで登壇。「とにかく日本に来られてうれしい。会見にもたくさんの人が集まってくれた。これが俺の仕事、人をエンターテインするのが俺の仕事。この分野では誰より経験を持っている」と豪語した。

　当初、予定されていた質疑応答は「ご本人の意向」でキャンセルされ、この日は得意？の“独演会”もなかったが、メイウェザーは白い歯を見せてチームの仲間とおどけたり、高級時計を見せびらかしたりとやりたい放題。付き人ジジと皇治のフェースオフの最中には奇声を上げ、大笑いする場面もあった。

　それでも、朝倉とのフェースオフでは一転、真顔になって74秒のにらみ合い。微動だにしない朝倉に自分から2度近づき、最後は10センチほどまで接近した。会見後には再び笑顔に戻って関係者と記念撮影など、目まぐるしい約15分間の“メイウェザー劇場”だった。

　その後、自身のSNSで試合2日前の23日に六本木のクラブでパーティーを開催することを発表するなど、やりたい放題ぶりは既成概念の枠に収まらない。渋谷を沸かせたスーパースターは、リングでどんな姿を見せてくれるのか。