ウシクとジョシュアが前日計量でド迫力の110秒間にらみ合い 日本時間21日早朝ヘビー級再戦
昨年9月以来の再戦となるプロボクシングWBA&IBF&WBO統一世界ヘビー級タイトルマッチ(20日、日本時間21日早朝)の前日計量が19日、サウジアラビアのジッダで開かれた。初防衛を目指す3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)は初戦の100・36キロとほぼ変わらない100・5キロをマーク。一方、雪辱を狙う前統一王者アンソニー・ジョシュア(32=英国)は前回の108・8キロよりやや重い110・9キロだった。
Tシャツにヘッドホンの軽装で計量会場に姿を見せたジョシュアに対し、ウシクは17日の最終記者会見と同じくウクライナ・コサックの伝統衣装を身にまとい、頭頂部だけ残してそり上げる髪形「オセレーデツィ」で会場入りした。計量後のフェースオフでは両者が顔を突き合わせたまま長時間にらみ合い、特にウシクは一瞬たりとも視線を外そうとしなかった。間に入ったエディー・ハーン・プロモーターが何度か声をかけたものの、あまりの迫力に割って入ることができず、最終的には約110秒ものにらみ合いの末に両サイドに分かれた。
再戦では大幅に増量するのではと報じられていたウシクは「いつもみなさんの期待どおりとはいかないね」とおどけ、フェースオフで何を見ていたのか問われると「自分自身と相手の反応だ」と返答。最後にウクライナへのコメントを求められると、「ありがとう。神よ、助けたまえ」と話した。一方、ジョシュアは「ただのフェースオフ。何の意味もない。フェーフオスは試合じゃない」と冷静。「ウエートも、フェースオフも、全て関係ない。重要なのは試合だけだ。12ラウンドを戦う準備は100%できている。早く終わればそれはボーナスだ」と静かに闘志を燃やした。
2022年8月19日のニュース
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