37歳田中教仁、世界再挑戦　31日タイでタイトル戦「人生懸けて倒しにいく」

タイで2度目の世界挑戦が決まった田中教仁（三迫ジム提供）
Photo By 提供写真

　元日本ミニマム級王者の田中教仁（37＝三迫）が31日に敵地タイでWBC世界同級王者パンヤ・プラダブシー（31＝タイ）に挑戦することが16日、発表された。

　田中は20年3月にタイでWBA同級スーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート（タイ）に判定負けして以来2度目の世界挑戦。日本ボクシングコミッション（JBC）公認世界戦で日本人が過去25敗1分けの“鬼門”タイでの再挑戦を希望していたと明かし「感謝しかない。人生を懸けて倒しにいく」と意気込んだ。

　試合決定は遅かったが、早くから打診を受けていたため体重はリミットまで2キロと調整は順調。「真夏の日本はタイより暑い」と暑さ対策もぬかりなく、26日に現地入りする。