×

京口紘人 寺地拳四朗との統一戦について言及「挑戦を受ける側。近い将来やれると思うんで…楽しみに」

[ 2022年8月9日 20:15 ]

京口紘人
Photo By スポニチ

 WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)が、9日までに更新されたボクシングの元世界王者の渡嘉敷勝男氏(61)、竹原慎二氏(50)、畑山隆則氏(46)のYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル」にゲスト出演。WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(BMB)との統一戦について言及した。

 6月10日にWBA世界ライトフライ級正規王者エステバン・ベルムデス(メキシコ)に8回TKO勝利で団体内統一そして4度目の防衛に成功した京口。畑山氏から次戦について聞かれると「IBFが確か空位なんですよね。だから多分、WBOかWBCか…」と京口が答えてると畑山氏は「WBCってことは拳四朗ですよね?もし拳四朗とやるなら日本なんでしょうね」と話すと京口も日本開催が濃厚と明かし、「今回が指名試合だったので次は選択できるので、やっぱり統一戦というのが近年は注目される試合だと思います。比較的に統一戦だったりというのは、決まりやすいのかなと思います」と語った。

 京口はWBOとWBCのベルトを巻いたことがないため、次戦がどちらの団体との統一戦でもいいという。寺地とは過去に2度エキシビションマッチを戦い、アマチュアでも4回対戦して京口の1勝3敗と負け越している。寺地との統一戦はファンも期待する対戦である。

 竹原氏はエキシビションマッチを見て「拳四朗が巧かった」という印象を持ったが、京口はエキシビションマッチのスパーリングと試合では条件も違うため「試合となれば“やってやるよ”って感じです。拳四朗選手も同じ考えだと思います」と話し、拳四朗戦が決まれば自信もあると口にした。しかし実現に向けては「場所やプロモーターの条件とかが合わないとなかなか実現しないことですよね」と話した。

 渡嘉敷氏と竹原氏から拳四朗戦実現へ挑戦表明を煽られた京口だったが「挑戦を受ける側なんで」とキッパリと言いきった。「現時点で立場的に僕が“やらせてくれ”というよりも向こうが“やろう”とツイッターとかで見ますけど、どのアレが言ってるのかという…」と毒を吐いた。

 「僕がライトフライ級を獲った時には彼は凄い防衛をクリアしていたので、僕は“やってくれ”の立場でしたが向こうは“防衛回数”と言っててはぐらかされていました。そしたら彼が負けちゃって返り咲き、僕が海外で2連続防衛したこの立場になって手のひらを返すようになってきてるので、僕が挑戦という立場じゃないんですよ。これはプライドを持っています」と挑戦を受ける側である理由を説明した。

 すると竹原氏は「俺の聞き方が悪かった」と京口に頭を下げると京口は「やめてくださいよ。違います!違います!でもわかってくれるかなと思って」と焦った表情を見せた。

 最後にファンへメッセージも含めて「本当にタイミングが合えば、多分近い将来やれると思うんで…楽しみに待ってもらえたら。それで盛り上がってくれれば楽しみですよね」とコメントした。

続きを表示

2022年8月9日のニュース