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魔裟斗 現役時代のブアカーオとの2試合を振り返る、リベンジマッチへの対策とは?

[ 2022年8月7日 07:00 ]

07年の世界トーナメント準々決勝でブアカーオにリベンジを果たした魔裟斗(右)
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 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(43)が6日、自身のYouTubeチャンネルを更新。現役時代に2度対戦したブアカーオ・ポー.プラムック(40=タイ、現・バンチャメーク)と試合を振り返った。

 魔裟斗がブアカーオと初対戦したのはK―1 WORLD MAX 2004世界一決定トーナメント決勝戦。「トーナメント準決勝でクラウスがガンガン前に出てきて、バッティングか何かをもらってそこで消耗して決勝に上がる前にフラフラになっていた」と準決勝でのアルバート・クラウス(オランダ)戦が終わった時点で満身創痍だったと明かし、控室では周りの人々から「本当に試合ができるの?」と心配されるほどだった。目も腫れて、右足のすねの周辺も力が入らない状態で決勝を戦った。

 「1Rでブアカーオの前蹴りの嵐で体力無くなっちゃって、延長戦までいったんだけどギリギリなんとか立ってるだけという試合だね」と試合を振り返り、ブアカーオに延長判定で敗れて魔裟斗は2年連続の世界王者を逃した。

 リベンジマッチとなったブアカーオとの2戦目は07年の世界トーナメント準々決勝。「1回戦だったからヨーイドン!だった。相当ブアカーオ対策はしてた」と語った。この試合で気をつけたことは下がらない事だった。「とにかくブアカーオの圧力が強いからそれで下がったらブアカーオのペースになるからこっちもなるべく前に出る練習してた」とブアカーオの圧力に負けないように練習していたことを明かした。

 試合は1Rの残り30秒で魔裟斗が右ストレートでダウンを奪って判定勝利だった。リベンジを果たした試合について「終わってみれば俺の圧勝だった」と回顧した。

 ブアカーオは19日にタイのラジャダムナンスタジアムで行われる「ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)」で格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)とキックボクシングのエキシビジョンマッチで対戦することが決まっている。9月3日に素手ボクシングの「ベアナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(BKFC)」でデビュー戦を迎える。

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