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前田稔輝は2回TKOで無傷の10連勝 「いつチャンスが来てもいいように」 タイトル初挑戦の機会待つ

[ 2022年8月7日 19:28 ]

2回TKOで無傷の10連勝とした前田稔輝(左)
Photo By スポニチ

 19年の全日本フェザー級新人王で、WBOアジアパシフィック同級2位、日本同級5位の前田稔輝(25=グリーンツダ)が7日、枚方市総合体育館で58キロ契約8回戦に臨み、ジュンリエル・ラモナル(フィリピン)に2回35秒、TKO勝利した。

 右構えの相手に対し適度に距離を取りながらペースをつかんだ。2回序盤にカウンターの左をクリーンヒット。これで仕留めた。デビューから無傷の10連勝を4試合ぶりのKOで飾った。「1ラウンドに出会い頭で左が当たったので。積極的に出していこうと。ただ、KO狙いではなく自分の距離で戦おうと思っていました。(KOシーンは)倒せる時は(力まずに)無意識に出せていることが多い。それがよかったのかも」と振り返った。

 小1から日本拳法を始め、大商大まで全国制覇は通算10度を数えた有望株。本石昌也会長は「きょうの勝ち方は想定以上。決まればタイトル戦をやらせたい」と満足げな表情。本人も「いつチャンスが来てもいいように。いいメンタル、いいコンディションを保つように努めます」と意欲を示した。

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2022年8月7日のニュース