×

カズ次男・三浦孝太 第11試合に闘志「すべて整っている。良いパフォーマンスを」

[ 2022年7月22日 15:17 ]

パリSGのレプリカユニホームで公開練習に臨んだ三浦孝太
Photo By スポニチ

 サッカー元日本代表FW三浦知良(55=JFL鈴鹿)を父に持つ三浦孝太(20=BRAVE)が22日、総合格闘技イベント「RIZIN.37」(31日、さいたまスーパーアリーナ)に向けて東京都世田谷区のBRAVE世田谷で公開練習を行った。

 三浦はMMAデビュー2戦目。当初は5月の「RIZIN LANDMARK vol.3」でフェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ブラジル)と対戦予定だったが、練習中に首を痛めて延期。会場をデビュー戦と同じさいたまスーパーアリーナに移し、マソーニとの対戦が実現する。来日中のサッカーフランス1部パリ・サンジェルマンのレプリカユニホームで登場した三浦はミット打ちで強烈なミドルキック、サッカーボールキックなどを披露。「5月の試合が流れて対戦相手をはじめ多くの方に迷惑をかけてしまったので、今回の試合で良いパフォーマンスを見せることが感謝の気持ちやお詫びになると思うので(デビューした)大みそかからの7カ月間で成長した姿を見せたい」と意気込みを語った。

 この期間は全体的な総合格闘技のスキルアップに努めてきたが、特に葛西裕一トレーナーから指導を受けているボクシングなど打撃系の進化を実感。一方でトップ選手が参戦するRIZINという舞台に“飛び級”で出場できることは、話題性があるからだと自覚。「勘違いせずに、わきまえて…でも、遠慮するつもりはない。今の自分にとっては強敵だけど、何が何でも勝つつもり。必ず勝つ」と言い切った。

 試合順は第11試合に決定した。「11」と言えば、父の背番号で代名詞とも言える数字。三浦は「まず最初に『オッ』と思って…最高の場所で、最高の順番でやらせてもらえる、しかも相手はブラジルの方。あとはしっかり自分が試合に出て、良いパフォーマンスをするしかない。本当に感謝しかない」と表情を引き締めた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月22日のニュース