元女子世界王者・真道ゴーが男子プロテスト受験へ　諮問委員会で承認とJPBA明かす

真道ゴー
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　全国のジム会長で構成される日本プロボクシング協会（JPBA）は22日の理事会後にオンライン形式で会見を開き、男子ボクサーとして復帰を目指している元WBC女子フライ級王者・真道ゴー（35＝グリーンツダ）のプロテスト受験が認められたことを明らかにした。

　大学教授など日本ボクシングコミッション（JBC）が選んだメンバーによる諮問委員会を重ね、今月12日の会議で全会一致で承認されたという。JBCのルール改正手続きが遅れており、8月7日のグリーンツダジム興行（枚方市立総合体育館）でプロテストを実施できるように早急な手続き完了を求めていることも明かした。

　性同一性障害（GID）を公表している真道は17年の引退後に性別適合手術を受け、戸籍も男性に変更。男子選手としての活動を決意し、JBCへプロテスト受験を申請していた。今月18日で受験資格の年齢制限を超える35歳を迎えたが、特例で受験できる見通しだ。