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皇治が8・14「3150FIGHT」に参戦決定 プロ2戦2KOのヒロキングとスペシャルマッチで対戦

[ 2022年7月22日 13:22 ]

皇治(右)とヒロキングはフェ-スオフで火花を散らす
Photo By スポニチ

 元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏がプロデュースするボクシングイベントで8月14日にエディオンアリーナ大阪で開催する「3150FIGHT vol.3」に、K―1出身で現在はRIZINで活躍する皇治(33=TEAM ONE)の“参戦”が決まり、22日に都内で発表会見が開かれた。日本ボクシングコミッション(JBC)管轄外の「ABEMAスペシャルマッチ」としてプロ2戦2勝(2KO)のヒロキング=福重浩輝=(29=KWORLD3)と対戦する。ラウンド数などルールは未定だが、皇治は「相手に合わせてボクシングルールでいい」と話した。

 会見ではヒロキング、那須川天心と対戦経験がある元アマチュアボクサーの藤崎美樹、元東洋太平洋ウエルター&スーパーウエルター級2階級制覇王者の渡部あきのり氏の3人が対戦候補として登場。スペシャルゲストとして出席した元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏も交えてくじ引きとなり、皇治がヒロキングを引いて対戦が決まった。亀田氏は皇治を招へいした理由として「格闘技が盛り上がっている中、同じ大阪(出身)やし、大阪なら皇治やろ」と説明し、皇治は「尊敬する興毅さんにあれだけしつこく誘われたら、出ないわけにはいかん」と苦笑い。「大阪を少しでも盛り上げたい。ボクシングでも盛り上げられたら」と抱負を述べる一方、「普段は蹴りありでやっている。パンチぐらい平気」「倒れるヤツの気がしれん」「RIZINはメイウェザーとやるのに、知らないおっさんとやるのは…」など言いたい放題。対戦候補3人が登場しても「いや、誰これ?エンターテインメントを分かっていない」と首を傾げた。

 皇治は内山氏との対戦を希望したが、内山氏は「俺がやったら皇治の格闘人生が終わるので」とキッパリ。ヒロキングとの対戦が決まると、皇治は「最悪ですね」と吐き捨て、おでん店を経営するヒロキングを「ハンペン」と呼んで挑発した。一方、ヒロキングは初心者マークを持参し、皇治にプレゼント。「4回戦ボーイの僕にやられたらそれまで。倒します。“モテてしゃーない”とか言われへんようにします」と決意表明。日本王者とスパーリングをするなどパンチにも自信があるという皇治も「このクソガキをしっかり倒して、ボクシングの偉大な人たちにけんかを売りたいですね」と言い返した。

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2022年7月22日のニュース