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元ヘビー級世界王者クリチコ氏がロシア選手除外をIOCに求める「次の五輪に参加できない」

[ 2022年5月18日 09:10 ]

ボクシング元ヘビー級王者でキエフ市長のビタリ・クリチコ氏(左)と弟のウラジミール・クリチコ氏(ロイター)

 ボクシングの元統一世界ヘビー級王者ウラジーミル・クリチコ氏(46=ウクライナ)が17日、ロシア選手の除外を国際オリンピック委員会(IOC)に呼びかけた。同じく元統一世界ヘビー級王者でキーウ(キエフ)市長のビタリ氏を兄に持ち、自身もウクライナの予備役に登録しているウラジーミル氏は、米FOXテレビの配信サービスFOXネーションに出演し「IOCはロシアチームを除外すべき。戦争は現在進行中で、ロシアを代表して行われているのだから、彼らは次の五輪に参加できないし、あらゆるスポーツイベントにも参加できない」と主張。「行動は言葉よりも雄弁だ。孤立は苦痛を与えるので、どんな言葉や行動より雄弁だ。それはアスリート、経済、ロシアに関連する全ての者に苦痛となるだろう」と語った。

 IOCはロシアによるウクライナ侵攻後、ロシアと侵攻に協力するベラルーシの選手と役員を国際大会に参加させないように強く促す勧告を各国際競技団体(IF)に対して行ったが、国旗や国歌を使用しない中立の立場のみ参加を受け入れるべきとしている。また、元陸上女子棒高跳び五輪金メダリストのエレーナ・イシンバエワ氏らロシア出身のIOC委員らについては「五輪憲章の下、個人資格で選ばれた」として20日に開催されるIOC総会への参加を認めている。6月27日開幕のテニスのウィンブルドン選手権の主催者はロシアとベラルーシの選手を中立の立場でも出場を禁止とする方針を発表し、物議を醸している。

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