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和毅 ジム離脱は“ケンカ別れ”でなく今後を考えた結果

[ 2022年4月13日 05:30 ]

亀田和毅 兄・興毅氏のジム所属契約解除

21年3月、3150ファイトクラブで会見する亀田和毅(右)と亀田興毅会長
Photo By スポニチ

 【記者の目】和毅のジム離脱は“ケンカ別れ”ではない。国内プロを統括する日本ボクシングコミッション(JBC)が3月末で財政難を理由に一般財団法人としては解散した。亀田3兄弟らがJBCと関係者に損害賠償を求めた訴訟は、同月半ばまでにJBCが約1億円を支払うことで確定。JBCはそれ以前に相次いだ訴訟などで赤字を重ねて純資産が激減。コロナ禍もあり、財政的に破綻していたが、世間では“JBCが亀田家のKOパンチを食らった”印象が残った。

 JBCとの裁判がマイナスイメージで受け取られた可能性にも配慮し、マッチメークなどボクシング界での和毅の今後に影響しないよう兄弟で話し合った結論だった。12日、興毅会長もコメントを発表し「リスクヘッジの意味でも二極化することがお互いのため」と説明。この“離脱”はより、亀田家の絆の強さを印象づけた。(ボクシング担当・原口 公博)

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2022年4月13日のニュース