那須川天心VS武尊　最前列チケットは日本格闘技史上最高300万円！フジテレビ生中継も決定

＜「THE　MATCH2022」那須川天心・武尊会見＞フォトセッションを行う（左から）那須川天心、榊原信行・実行委員、武尊（撮影・久冨木　修）
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　6月19日に東京ドームで行われる“世紀の一戦”の最前列のチケット価格が日本格闘技史上最高額となる300万円に決まった。

　キックボクシングのRISE世界フェザー級王者・那須川天心（23＝TARGET/Cygames）とK―1ワールドGPスーパーフェザー級王者・武尊（30＝SAGAMI―ONO　KREST）の会見が7日、都内で開かれた。ドリームマッチを行う2人に加え、ドリームファクトリーワールドワイドの榊原信行氏、キックボクシング「RISE」の伊藤隆代表、K―1の中村拓己プロデューサーの実行委員3人も同席した。

　大会名は「THE　MATCH　2022」。概要を発表した榊原氏は「格闘技界の夢の祭典。まさに2人の戦いを象徴する名前」と位置づけた。ルールは3分3Rに延長1Rの完全決着制。必ずどちらかが勝ち、どちらかが負けることになる。また、当日は地上波のフジテレビで生中継されることも発表された。

　那須川は破格のチケット代に関して「子供に優しくないな」と苦笑いも、「それだけの価値があるということだと思う。この試合で歴史の教科書に載りたい」と意気込んだ。

　武尊は「格闘家として生きた証をつくりたい。格闘技を世界中が注目するスポーツにできる試合」と、K―1や格闘技界全体の発展にも言及した。

　勝負について、那須川は「何が何でも勝ちます」。武尊は「3Rの中でKOで倒します」と両者一歩も譲らない。格闘技史上最大のイベントになること間違いなしの大一番に向け、早くも両者の気合が伝わってきた。