キューバ・ボクシング連盟　60年ぶりのプロ容認を発表

　キューバ・ボクシング連盟が60年ぶりにプロ容認を発表したと5日、ロイター通信などが報じた。ヘビー級のフリオ・ラクルスら東京五輪金メダリスト4人を含む複数選手がメキシコのプロモーターと契約を結び、5月20日の興行で6回戦デビューを予定。報酬のうち80％を選手、15％をトレーナー、5％を医療スタッフが受け取るという。キューバは1962年にプロボクシングを禁止。五輪で金41個を含む78個のメダルを獲得するなどアマチュアで世界トップの実績を残したが、プロ転向のために亡命する選手も多かった。