ドラマ・イン・サイタマ再び…井上尚弥VSドネア6・7決定！日本人史上初の3団体統一戦
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プロボクシングWBA＆IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥（28＝大橋）が30日、都内ホテルで会見し、6月7日にWBC世界同級王者ノニト・ドネア（39＝フィリピン）とさいたまスーパーアリーナで王座統一戦を行うことを発表した。日本人ボクサーが3団体統一戦に臨むのは史上初。試合はWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太（36＝帝拳）とIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン（39＝カザフスタン）の王座統一戦に続き、映像配信サービス「Amazon Prime Video」でライブ配信される。
井上とドネアは19年11月にさいたまスーパーアリーナで行われたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ（WBSS）バンタム級トーナメント決勝以来の再戦。前回は井上が3―0で判定勝ちしたものの、2回にドネアの左フックで右眼窩（がんか）底など2カ所を骨折。「ドラマ・イン・サイタマ」として国内外で年間最高試合に選ばれた。
井上にとってはWBA7度目、IBF4度目の防衛戦であり、念願だった他団体王者との統一戦。前回の対戦で井上に敗れてWBAスーパー王座を失ったドネアは昨年5月にWBC王座に返り咲き、今回は2度目の防衛戦となる。
井上は「自分の中では1度決着がついた試合だけど、ドネアがWBCのチャンピオンになって（再戦に）興味を持った」と心境を明かし、「前回が判定だったので、今回は13ラウンド目という感覚。それがどう左右するのか楽しみです」と戦いをイメージしていた。
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