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秋山成勲 青木真也との因縁対決振り返る!1Rはセコンドに聞いた対処ズバリそして残り10秒での言葉とは

[ 2022年3月30日 07:00 ]

片足を取られながらも打撃を打つ秋山成勲((C)ONE championship)
Photo By 提供写真

 格闘家の秋山成勲(46=Team Cloud)が29日、自身のYoutubeチャンネルを更新。26日に開催された格闘技イベント「ONE Championship」の10周年記念大会「ONE X」で行われた青木真也(38=Evolve MMA)との因縁対決を振り返った。

 1R開始30秒ほどで青木にバックを取られてしまった秋山。「1分もたってないからこっから耐えられるかなと思った」と話し始めた。その中で試合直前にセコンドから唯一教えてもらったことが実際に起こったという。試合直前に青木がバックに回ってきた時の対処法をセコンドに聞いていた。それが完璧にハマり「バックに回られても死ぬ気で5分耐えたらいいんだ」とその時の心境を明かし、青木の右腕にしがみついた。青木の力はかなり強く「ヘビが入ってくるかのようだった。えぐいよ」と絞める力は驚異だったようだ。

 1R残り1分30秒ごろから「力が絞めの方に来なくなって殴る方に変わったんよね」と青木がバテてきていることを感じた。そして残り10秒を知らせる拍子木が鳴った瞬間に秋山は青木に「もう休もうぜ!」と言ったことを激白した。「残り10秒で試合を決めるのは無理だと思ったからやられながら“休もうぜ”って言った。俺からしたら“もういいだろ。もう絞めれねぇだろ”みたいな意味だった」とその言葉の真相も語った。

 さらに「体的にはしんどいけど全然いける」という気持ちのまま、2Rは何万回もやった練習通りの展開になり、打撃でダメージの蓄積させて最終的にTKO勝利を飾った。

 試合後に青木には「いろいろありがとうね」と伝えたという。振り返り終えて「元々、彼に怒りなんてないから。本当にスゴイ選手だし、青木選手だからこそこの対戦があった。俺、一人ではこんなこと出来ないからリスペクトしてる。この階級のランキングも3位だからトップじゃん。ちょっと前までチャンピオンだったから。ホントに青木選手のおかげだよ」と感謝と尊敬の言葉を並べた。

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