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拳四朗、リベンジ必ず「しっかり勝つ姿見せる」19日矢吹と対戦

[ 2022年3月12日 05:30 ]

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ   矢吹正道―寺地拳四朗 ( 2022年3月19日    京都市体育館 )

オンラインで公開練習でサンドバッグ打ちを行う前WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(三迫ジム提供)
Photo By 提供写真

 王座返り咲きを目指す寺地拳四朗が11日、オンライン公開練習に臨み、1週間後に迫った王者・矢吹正道との“因縁の再戦”に向けて「凄く良い感じに仕上がっている」と好調をアピールした。

 昨年9月の対戦では直前に新型コロナウイルスに感染し、2週間延期。試合では4回終了時に公開された採点でジャブが評価されず、さらにWBCが再戦指令を出す一つの理由となったバッティングによる負傷もあった。不運も重なっての10回TKO負けだったが、加藤健太トレーナーは「前回は相手のことを考えすぎた」と反省。「8度防衛した自分たちのボクシングを信じて、それを徹底させたい」と、抜群の距離感を武器とする寺地の良さをフルに発揮する戦いを思い描いている。

 9日までに約150ラウンドのスパーリングを消化し、臨戦態勢は整った。寺地は「しっかり勝つ姿を見せたい。“やっぱり強かったんだな”と思ってもらえたらうれしい」と気合を入れた。

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