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平岡アンディ、10回TKOで初防衛に成功も「ちょっと悔しい」 試合後は脱水症状の疑いで病院直行

[ 2022年2月28日 23:01 ]

<WBOアジアパシフィック&日本スーパーライト級タイトルマッチ>10回TKO勝ちで初防衛に成功も厳しい表情の平岡アンディ
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 プロボクシングWBOアジア・パシフィック&日本スーパーライト級タイトルマッチ12回戦は28日、東京・後楽園ホールで行われ、2冠王者・平岡アンディ(25=大橋)がWBOアジア・パシフィック8位、日本1位のアオキ・クリスチャーノ(33=角海老宝石)に10回2分16秒TKO勝ちし、デビューから19連勝(14KO)で初防衛に成功した。

 序盤から挑戦者が前に出てプレスをかける展開。平岡は軽快なフットワークでさばき、的確にパンチをヒットをさせてポイントを稼いだ。だが、アオキの執拗な攻めに中盤以降はやや失速気味。10回にはロープ際に追い詰められたものの、下がりながら出した左カウンターが見事に入り、アオキがダウン。レフェリーがノーカウントで試合を止め、TKO勝ちとなった。

 ストレッチャーで運ばれるアオキを心配そうな顔で見送った平岡は勝利インタービューでも笑顔なし。「全然ダメでしたね。世界へ向けてアピールしたいていう気持ちが強すぎて自分のボクシングの10%とかしか出せなかった。ちょっと悔しいですね。また仕切り直して後楽園に戻ってきたい」と反省した。

 リング上での記念撮影後、崩れるように倒れ、スタッフに両肩を支えられて退場。大橋秀行会長によると脱水症状の疑いで、病院へ直行した。

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2022年2月28日のニュース