×

アンカハスが王座陥落 10度目防衛ならず…井岡との統一戦白紙に

[ 2022年2月28日 05:30 ]

IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦   ●ジェルウィン・アンカハス 判定 フェルナンド・マルティネス〇 ( 2022年2月26日    米ネバダ州ラスベガス )

<IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ>アンカハスに判定勝ちし、新王者となったフェルナンド・マルティネス(撮影:杉浦大介通信員)
Photo By スポニチ

 王者アンカハスが0―3の判定負けで10度目の防衛に失敗し、16年9月から5年5カ月守り続けた王座から陥落した。勝てば、昨年大みそかにコロナ禍の影響で中止になったWBO王者・井岡一翔(32=志成)との統一戦に臨む計画だったが、これで白紙に。試合後、アンカハスは「再戦条項を行使するつもり」と発言し、まずは王座返り咲きを目指す意向を示した。

 番狂わせを演じたマルティネスは「統一戦がしたい。最高の相手と戦いたい」とコメントしたが、新王者にはIBFから指名試合の指令が出される可能性もある。次戦のプラン変更を余儀なくされた井岡陣営の二宮雄介マネジャーは「まずは契約がどうなっているのかを確認したい。いろいろな選択肢があるので、状況を整理して最善の道を選びたい」と話した。

続きを表示

2022年2月28日のニュース