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ロマチェンコが領土防衛隊に参加 母国ウクライナがロシアの侵攻受け、武装姿の写真投稿

[ 2022年2月28日 13:23 ]

ロマチェンコ(AP)
Photo By AP

 プロボクシング元世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)がロシアの軍事侵攻を受けている母国の領土防衛隊に参加した。27日(日本時間28日)に自身のSNSに軍服姿で武装する姿の写真を投稿。ウクライナの国内オリンピック委員会も公式インスタグラムに同じ写真を掲載している。

 米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)などによると、ロマチェンコはロシアの軍事侵攻が始まった時にはギリシャに滞在していたが、26日にルーマニアを経由して家族とともにオデッサ郊外の自宅に戻ったという。

 ロマチェンコは08年北京、12年ロンドン五輪を連覇。14年6月にプロ3戦目でWBO世界フェザー級王座を獲得し、16年6月に7戦目でWBO世界スーパーフェザー級王座、18年5月にはホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)を下して世界最速の12戦目で3階級制覇を達成した。20年10月にIBF王者テオフィモ・ロペス(米国)に敗れ、3団体統一王者から王座陥落したが、6月5日にオーストラリアで4団体統一世界ライト級王者ジョージカンボソス(オーストラリア)と対戦に合意したと伝えられている。

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2022年2月28日のニュース