×

プロボクシング主要団体が軍事侵攻を非難 ロシアでの試合認めず、ロシア選手ランキング除外も検討

[ 2022年2月26日 18:44 ]

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、プロボクシングの主要団体が25日(日本時間26日)、相次いでロシアでの試合開催を認めないなどの措置を発表した。

 世界ボクシング評議会(WBC)は公式サイトで、「私たちのスポーツにおける世界の統治機関として、この紛争が合意に基づく方法で解決されるまで、ロシアにおけるWBCボクシングのすべての活動を認めない。この戦争を最も強い言葉で非難する」などの声明を発表した。

 世界ボクシング機構(WBO)は、フラシスコ・バルカルセル会長がSNSに「WBOはウクライナへの侵略が続く限り、ロシアの世界タイトルと地域タイトルの試合を認可しないこと、ロシア人ボクサーのランキング除外も検討している」と投稿。

 世界ボクシング協会(WBA)は公式サイトで「紛争が終わるまで、ロシアでの世界戦、地域タイトル戦の停止について採決するために、週明けに理事会を開くことを決定した」と報告。「ウクライナの人々、クリチコ兄弟、私たちのスポーツの伝説、そしてウクライナの世界と地域のチャンピオン、トレーナー、プロモーターに連帯のメッセージを送りたいと思います」と表明した。

続きを表示

2022年2月26日のニュース