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中谷潤人「いい感じで切磋琢磨」 4月に世界初挑戦の石沢開らと強化練習

[ 2022年2月26日 14:18 ]

相模原市の城山湖周辺などで走り込みを行ったWBO世界フライ級王者・中谷潤人(中)。左は神足茂利、右は日本ミニマム級王者の石沢開
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 プロボクシングWBO世界フライ級王者・中谷潤人(24=M.T)が26日、同門の日本ミニマム級王者・石沢開(25)、神足茂利(25)とともに相模原市の城山湖周辺などで走り込みなど強化練習を行った。

 昨年12月に行われる予定だった同級4位クリスチャン・ゴンサレス(22=メキシコ)との防衛戦は、政府が外国人の新規入国を原則禁止したため、延期されたままだが、中谷は「この期間の練習の中で良い感じがつかめた。特に前の手、そこからのつなぎが良くなった」とプラスに捉えている。次戦の4月開催を想定。本格的なスパーリングを再開する前に「スイッチを入れる目的」で徹底的に走り込んだ。

 「しっかり体をつくって上げて行こうと思っている。この後から12ラウンドなど長いラウンドのスパーもやるつもりです」

 同門の石沢が1月に日本王座を獲得。4月にはWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(28=ワタナベ)に挑戦することが決まり、ジム全体が活気づいている。中谷は「いい感じで切磋琢磨して励んでます。押し上げを感じて僕も気合が入ります」と笑顔。昨年9月に米アリゾナ州トゥーソンで初防衛に成功し、国内凱旋となるV2戦に向けて闘志を高めていた。

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2022年2月26日のニュース