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勅使河原弘晶が渡米、世界挑戦権獲得へ決意「勝つことが1番の恩返し」

[ 2021年12月5日 16:57 ]

IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に向け、成田空港を出発する勅使河原弘晶
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 プロボクシングIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦(11日=日本時間12日、米カリフォルニア州カーソン)に臨む同級3位の勅使河原弘晶(31=三迫)が5日、渡米前の成田空港で取材に応じ、「必ず勝って帰ってくる」と挑戦権獲得に強い決意を示した。IBF1、2位は空位で、勅使河原は同級4位のマーロン・タパレス(29=フィリピン)と、王者ムロジョン・アフマダリエフ(27=ウズベキスタン)への挑戦権を争う。

 海外はおろか後楽園ホール以外で試合をするのは初めてとなる勅使河原だが、以前から海外での試合は意識してきた。1年前からオンラインで英会話の勉強を始め、普段の生活でも臨機応変に対応するためにルーティンをつくらないことを心がけた。初の海外遠征も「特別に持って行くものはないです。チョコレートだけは日本が1番おいしいので持ってきたけど」と普段通りの姿勢で臨む。

 体重もリミットまで残り3キロと順調。2日前にスパーリングを打ち上げたが、先月30日にWBO世界フライ級王者・中谷潤人(M.T)と8ラウンドのスパーを実施。「スパー以外のことも、やれることは十分すぎるほどやった。めちゃくちゃ自信はあります」と言い切った。

 米国には三迫ジムから加藤健太トレーナーと東洋太平洋ライトフライ級王者の堀川謙一が同行。「隔離もあるのに僕のためにエネルギーを費やしてもらって感謝しかない」。以前、所属していた輪島功一スポーツジムの仲間からは、輪島功一前会長直筆の「練習は根性、試合は勇気」の言葉が記された寄せ書きを贈られた。「ありがたいです。自分は結果で返すしかない。勝つことが1番の恩返し。必ず勝って、みんなに喜んでもらいたい」と気合を入れた。

 輪島前会長との出会いで「人生が変わった」というと勅使河原。「今は世界チャンピオンになることが人生のすべて。そこにたどり着くためにも勝利しかない。僕はやってきたこと以上の力を出せるタイプなので、KOで勝ちたい」。米国で存在をアピールするため、後楽園ホール“名物”の入場も米国仕様に変える。詳細は当日のお楽しみだが、「アメリカで受けるそうなものを用意しています。サムライ・ソウルを伝えたい」と笑った。

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