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プロボクシング興行の制限緩和…前日計量後のホテル隔離は自主隔離に変更へ

[ 2021年11月8日 16:12 ]

 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は8日、オンラインで新型コロナウイルス対策連絡協議会を開催し、興行時の制限の緩和などを決議した。

 これまで出場選手には前日のPCR検査と指定ホテルでの隔離が義務付けられていたが、PCR検査に代えて抗原検査も可能とし、自主隔離とする。また、試合時の控え室への入室はセコンド1人だったものを原則選手1人につき2人までとし、入室条件を抗原検査を受けて陰性、もしくはワクチン2回接種終了後2週間経過に変更。1興行あたりの8試合に制限されていた試合数は10試合に拡大し、興行時のイベントとしてスポンサーやスパーリングも認める。観客については収容人数の50%を上限とすることで変更はなかった。新ルールは西日本では今月15日、東日本は26日の興行から運用される。

 興行以外では、他のジムでスパーリングを行う場合、これまでは抗原検査とJBCへの届け出が必要だったが、JBCへの届け出の義務は廃止された。

 JPBAの新田渉世事務局長(川崎新田ジム会長)は「今後も感染状況を見ながら変更、対応していくことを前提として決議した。現状に即した適切な対応をとっていくことは変わらない」と話した。

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2021年11月8日のニュース