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ミドル級の森脇は3―2判定勝ち!日本勢全員が初戦突破もライト級の成松は2回戦棄権

[ 2021年7月26日 13:16 ]

東京五輪第4日 ボクシング男子ミドル級1回戦 ( 2021年7月26日    両国国技館 )

男子ミドル級1回戦 3回、イラン選手(右)を攻める森脇唯人
Photo By 共同

 24歳の森脇唯人(自衛隊)がサイードシャヒン・ムーサビ(イラン)に3―2で判定勝ちし、31日の2回戦に進んだ。これで日本代表は男女6人全員が初戦を突破したが、ライト級の成松大介(自衛隊)は25日の1回戦で負傷し、2回戦を棄権することになった。

 1回、森脇は頭を下げて飛び込んでくる相手のバッティングに苦労しながらも、しっかり左ジャブをヒットさせてポイントを稼ぎ、ジャッジ5人全員が10―9で森脇を支持。2回以降は打ち終わりや相打ちを狙われ、森脇自身がややパンチの精度を欠いたこともあって採点は分かれたが、30―27×2、29―28、28―29×2で逃げ切った。

 東京都足立区。1メートル88の長身でこの階級では異色のスピードを誇り、12年ロンドン五輪で金メダルを獲得した現WBA世界ミドル級スーパー王者・村田涼太(帝拳)に続く活躍を期待されている。今月18日にオンラインで開催された壮行会では、本博国監督が紹介するのを忘れるハプニングもあったが、森脇が本番のリングで存在感をアピールした。

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