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王座は空位のまま…日本バンタム級王座決定戦「沢田京介VS定常育郎」は負傷引き分け

[ 2021年7月26日 20:56 ]

<日本バンタム級王座決定戦10回戦>負傷引き分けに終わった定常育郎(左)と沢田京介(右)
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 プロボクシング日本バンタム級王座決定戦10回戦は26日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位・沢田京介(33=JB SPORTS)と同級2位・定常育郎(23=T&T)が対戦したが、2回23秒負傷引き分けに終わり、王座は空位のままとなった。

 1回に沢田がダウンを奪い、さらにロープ際に追い詰めて連打を浴びせるも仕留めきれず。2回に偶然のバッティングで両者が額から出血。リングドクターによるチェックで、両者ともに続行不能と判断され、試合の前半を終了していないため、引き分けとなった。

 沢田はプロ18戦目でタイトル初挑戦。2019年10月に指名挑戦権を獲得したが、前王者の鈴木悠介(三迫)が王座返上して引退。1年9カ月待ってようやく迎えた王座決定戦だったが、不完全燃焼のまま、チャンスを逃した。

 一方、定常はプロ19戦目でタイトル初挑戦。WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)と約30ラウンドのスパーリングを行い、自信を持って試合に臨んだが、成果を発揮する前に唐突に終了を迎えた。

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2021年7月26日のニュース