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元IBF暫定王者・岩佐 尚弥が中盤でKO予想「全て井上君が上」、ダスマリナスと過去スパーリング

[ 2021年6月19日 05:30 ]

WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ    統一王者 井上尚弥《12回戦》 IBF1位 マイケル・ダスマリナス ( 2021年6月19日    米・ラスベガス )

岩佐亮佑
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 元IBF世界スーパーバンタム級暫定王者・岩佐亮佑(31=セレス)は、井上の中盤KO勝利を予想した。ダスマリナスとは過去2度、世界戦前に2週間ずつスパーリングを行ったことがある。

 挑戦者について「柔らかくてセンスのある選手。いわゆるフィリピンのガツガツ系ではないけど、肩が柔らかいからか投げるようなパンチは伸びる。手も長いので隙間、隙間を打ってくる感じ」と評価。その上で「井上君と真っ向勝負するのはちょっと危険だし、無理だろうと思う」と言い切った。その理由に「引き出しの数の違い」を挙げ、「スピード、パワー、プレッシャー、メンタル…全て井上君が上」と断言した。

 井上が過去に左構えの選手と対戦したのはナルバエス、パヤノの2人だが、ともに序盤でKO勝利。岩佐は「井上君にサウスポーが苦手なイメージはない。ダスマリナスは器用で足を使おうと思えば、逃げられるタイプ。下がって戦うのでは」と展開を予想し、「まあ、5~6ラウンドぐらい。前半見切って“じゃあ行くぞ”って行って倒して帰ってくるような気がする」と笑った。

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