×

ウバーリ&ドネア、前日計量クリア バンタム級統一戦線生き残り懸け激突

[ 2021年5月29日 12:30 ]

ノニト・ドネア
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(29日=日本時間30日、米カリフォルニア州カーソン)の前日計量が28日(同28日)に行われ、ノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)、挑戦者で同級1位ノニト・ドネア(38=フィリピン)ともに117.6ポンド(約53.34キロ)でパスした。

 両者ともに2019年11月のさいたまスーパーアリーナ以来の試合となる。元世界5階級制覇王者のドネアはワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝で井上尚弥(大橋)に判定負け。ウバーリはWBC暫定王者・井上拓真(大橋)との王座統一戦で判定勝ちしている。昨年5月に対戦予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、その後、ウバーリの新型コロナ感染で休養王者となり、再延期されていた。38歳のドネアが王座獲得ならバンタム級では史上最年長王者となる。

 同じバンタム級ではWBAスーパー、IBF王座を保持する井上尚弥が6月19日にIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)と対戦。8月にはWBO王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)とWBA正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が対戦する予定。ウバーリ、ドネアともに統一戦を希望しており、この一戦はバンタム級統一戦線の生き残り懸けた闘いとなる。

続きを表示

2021年5月29日のニュース