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リナレスが計量パス 3年ぶり王座返り咲きへ「自分の仕事をしてタイトルを」

[ 2021年5月29日 11:22 ]

<WBC世界ライト級タイトルマッチ>前日計量をパスし、フェースオフする王者デビン・ヘイニー(左)とホルヘ・リナレス。中央はマッチルーム社のエディー・ハーン氏 (C)Ed Mulholland/Matchroom.
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 プロボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチ12回戦(29日=日本時間30日、米ネバダ州ラスベガス)の前日計量が行われ、王者王者デビン・ヘイニー(22=米国)はリミットの135ポンド(約61.23キロ)、挑戦者で同級4位ホルヘ・リナレス(35=帝拳/ベネズエラ)は134ポンド(約60.78キロ)でパスした。

 元3階級制覇王者のリナレスにとってはワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に敗れてWBA同級王座から陥落した18年5月以来、3年ぶりの世界戦。会場のマンダレイ・ベイ・カジノ&リゾートは07年に初めて世界タイトルを手にした場所でもあり、原点の地で王座返り咲きを狙う。戦績はリナレスが47勝(29KO)5敗、3度目の防衛戦となるヘイニーは25勝(15KO)。

 計量後のフェースオフでは10秒ほどにらみ合った後、リナレスから視線を外した。ヘイニーが4団体ライト級王者テオフィモ・ロペス(23=米国)らとの統一戦に目を向けていることについて「彼は大きな間違いを犯している。土曜の夜にそれを知ることになる」と指摘。「彼は若く、才能のあるファイターだが、若さは経験不足を伴う。彼がどのようにして世界タイトルを獲得したか多くの議論があるが、私は彼を世界王者として見て自分の仕事をする。そしてタイトルを獲得する」と王座奪回を誓った。

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2021年5月29日のニュース