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亀田和毅が再起戦の前日計量をクリア 56・5キロ契約ノンタイトル8回戦

[ 2021年5月21日 12:32 ]

前日計量をクリアした亀田和毅(右)と三宅寛典(JBC提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングの元世界2階級王者で、亀田3兄弟の三男・亀田和毅(29=3150ファイトクラブ)は21日、大阪市内で前日計量に臨んだ。19年7月以来、約2年ぶりとなる22日の試合は56・5キロ契約の8回戦。和毅は56・4キロで、対戦相手の三宅寛典(32=ビッグアーム)は55・9キロでクリアした。

 和毅は所属ジムを通じて次のようにコメントした。

 「無事に計量をクリアできて、いい感じに仕上がりました。あとは体調を回復させて明日の試合で練習してきた成果を出すだけです。試合は一回延期になりましたが、切り替えて練習できたので、さらにコンディションは上がったと思います。明日は無観客試合になりますが、後日、ABEMAの番組内で放送もされます。久々の日本での試合ですが、次につながる試合をして、亀田和毅を存分にアピールしたいと思います」

 亀田3兄弟の長男で3150ファイトクラブを設立した興毅会長(34)は、初興行を大阪府豊中市の176BOX(イナロクボックス)で22日に無観客で実施する。そのメインを務める和毅は19年7月にWBC世界スーパーバンタム級(リミット55・3キロ)王座統一戦で正規王者レイ・バルガス(メキシコ)に12回判定0―3で敗れて以来の再起戦となる。大阪での試合は13年12月にWBO世界バンタム級王座の初防衛に成功して以来、約7年半ぶりだ。

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