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拳四朗が一夜明け会見 久田に完勝V8も「試合ってホントに判断が難しい」

[ 2021年4月25日 12:31 ]

V8から一夜明けてリモート会見に臨んだ寺地拳四朗(BMBジム提供)
Photo By 提供写真

 8度目の防衛に成功したプロボクシングWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(29=BMB)が25日、オンラインで会見し、同級1位・久田哲也(36=ハラダ)との一戦を振り返った。

 24日にエディオンアリーナ大阪で行われた試合では2回にダウンを奪い、3―0の判定勝ち。9~11点の大差をつける圧勝だった。まだ試合映像は確認していないという寺地だが、「試合ってホントに判断が難しいなって改めて思いましたね。久しぶりというのもあったし、いつ、まとめに行くかとか、行かない方がいいとか、そういう判断がしっかり出来れば良かったなと思います」と反省。不祥事を乗り越え、1年4カ月ぶりの試合だったこともあり、「見ていた方に『序盤は固かったね』と言われた。自分では分からなかったけど、緊張していたのかなと改めて思いました」と話した。

 試合後には「食べたい」と熱望していたマクドナルドの「マックシェイク ミルキーのままの味」「ワッフルコーン いちごミルキーのままの味」を控え室に届けてもらい、舌鼓を打った。「今回は計量後に甘いものを食べてなかったので、しみましたね~」と笑顔。珍しく左頬を腫らし、「疲れもドッと来た。筋肉痛もある」と言うものの、京都・城陽市の実家に戻って愛猫のモフとも再会し、「とりあえず、なでて癒やされました」と表情を緩めた。

 再始動の時期は白紙の状態だが、「他団体のベルトも欲しいけど、一番は(連続防衛)14回を超えること。14回行きながらベルトを獲っていくが目標です」と明言。新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が発令され、今後は不透明だが、「理想は年内にあと2試合。(連続防衛)10いきたいですね」と希望した。

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2021年4月25日のニュース