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王者・花形、ドローでV2「悔いのない試合ができた」現役生活に幕

[ 2021年3月19日 05:30 ]

IBF女子世界アトム級タイトルマッチ   王者・花形冴美 引き分け 同級6位・松田恵里 ( 2021年3月18日    後楽園ホール )

<IBF女子世界アトム級タイトルマッチ>現役最後の試合で2度目の防衛を果たし、夫の岡庭健さん(左)、花形進会長と記念撮影する花形冴美
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 王者・花形が引き分けで2度目の防衛に成功。5度の世界挑戦の末に獲得した王座を守り、現役生活に幕を下ろした。10歳若い挑戦者の軽快なフットワークとスピードに苦しみながらも「悔いのない試合ができた」と笑顔。そして母への感謝の思いを語って涙した。

 19年11月に結婚した際、「子供も欲しいので現役は長くてあと2年」と決意。医師を志して北里大に進学しながらボクシングに魅了されて中退した異色の女子ボクサーは、昨秋から小学教員を目標に通信制大学で学ぶ。「これからはチャレンジャー」。第二の人生も全力で突き進む。

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2021年3月19日のニュース