寺山日葵VS田渕涼香　RISE伊藤代表「歴史に残る試合になる」

RISE2.28横浜アリーナ大会での対戦が決まった寺山日葵（左）と田渕涼香
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　キックボクシングの「RISE」は4日、都内で会見し、2・28横浜アリーナ大会の変更、追加カードを発表した。緊急事態宣言の延長を受け、外国人選手の入国が困難と判断し、国内選手を中心にカードが組まれた。

　RISE　QUEENミニフライ級王者で「RISE　GIRLS　POWER　QUEEN　of　QUEENS　2020」優勝の寺山日葵（20＝TEAM　TEPPEN）は田渕涼香（20＝拳聖塾）との対戦が決まった。

　田渕は空手で実績を残し、キックボクシングでは12月の大会でRISE女子フライ級暫定王者・小林愛三（NEXT　LEVEL渋谷）からダウンを奪って判定勝ちするなど4戦4勝3KO。「2戦連続でチャンピオンと闘えるのはチャンスだと思う。胸を借りるつもりで全力を出し切って」と意気込みを語った。

　今回はノンタイトル戦だが、新鋭の挑戦を受ける形となる寺山は「12月の試合を見て衝撃を受けたし、いつかはやることになるだろうとは思っていた。リスクはあっても自分の経験値を上げるために試合を受けた」と説明し、「面白い試合になると思う」と予想。RISEの伊藤隆代表は「女子キック界の歴史に残る試合になる」と期待していた。