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前田稔輝は左でワンパンチKO 仕切り直しのフェザー級6回戦

[ 2020年12月27日 19:52 ]

大久保海都(右)を2KOした前田稔輝(撮影・成瀬 徹)
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 19年の全日本フェザー級新人王で日本同級20位の前田稔輝(24=グリーンツダ)が27日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で同級6回戦に臨み、大久保海都(寝屋川石田)を2回2分18秒KOで下した。

 勝利後のリングで「(相手は)長身でリーチがあり、最初はやりにくかったけど。いつもどおり自分の動きをしようと心がけて自然にいい一発が当たりました」とファンに喜びを伝えた。1メートル74の自身より約7センチ高い相手は懐が深く、初回は距離感をつかみかねた様子。目立つヒットは数発の左ボディーにとどまった。続く2回に一発で仕留めた。ロープ際で互いに密着した体勢から離れぎわに左ストレートをクリーンヒット。相手は両膝から崩れ落ちるように倒れ込んだ。レフェリーがカウントする間にタオル投入されてKOとなった。

 これで6回戦2勝目となり、8回戦以上に出場可能となるA級ライセンス取得条件を満たした。通算成績は6勝4KO。「昨年は全日本新人王を獲って、今年は一気に駆け上がるつもりだったけどコロナ禍で全く思うように試合ができなかった。来年は早く日本タイトルに挑戦できるように、飛躍できる1年にしたい」と意気込みを語った。

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2020年12月27日のニュース