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三代大訓 前世界王者に判定勝ち「勝った実感ない」も世界戦線に名乗り

[ 2020年12月27日 05:30 ]

プロボクシング ライト級10回戦   〇三代大訓 判定 伊藤雅雪● ( 2020年12月26日    墨田区総合体育館 )

判定勝ちした三代(右)と敗れた伊藤(手前)=撮影・佐久間 琴子
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 東洋太平洋スーパーフェザー級王者・三代が、「憧れの存在」だった前WBO世界同級王者の伊藤に2―0の判定勝ち。1階級上のライト級で世界戦線に名乗りを上げた。

 序盤から緊迫した攻防が続く中、「殺気を消した」ノーモーションの左ジャブで僅差の勝利をたぐり寄せた。対戦が決まった時から常に伊藤をイメージしながら練習。注目カードで主役の座を奪った26歳は「まだ勝った実感はないけど、準備の段階で勝敗は決まっていたと思う」と胸を張った。

 これが節目のプロ10勝目。今後はライト級を主戦場とし、次戦ではアジア3冠王者の吉野修一郎(三迫)との対戦を目指す。三代は「ぶっ倒してやろうと思ってます」と、あえて挑発的な言葉を選んで対戦を訴えた。

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2020年12月27日のニュース