中谷正義　再起戦で劇的逆転TKO勝利！“因縁”ロペスに「もう一度チャレンジしたい」

WBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦10回戦   〇同級14位・中谷正義　TKO　9回1分45秒　同級12位フェリックス・ベルデホ● （ 2020年12月12日    米国ネバダ州ラスベガス ）

＜WBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦＞9回TKO勝利を飾った中谷正義（帝拳ジム提供）
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　前東洋太平洋ライト級王者・中谷が劇的な逆転TKO勝利で1年5カ月ぶりの再起戦を飾った。

　1回と4回にダウンを喫したものの、9回に左ジャブでダウンを奪い返すと、再開直後に強烈な右オーバーハンドでスター候補のベルデホを沈めた。昨年7月、現4団体統一ライト級王者のテオフィモ・ロペス（米国）に判定負け。一度は引退を表明したが、翻意してリングに戻った。

　試合後、諦めなかった理由を問われた中谷は「もう一度ロペスにチャレンジしたいから」と説明。「勝ってうれしい気持ちはありますが、期待してくれていた方々に喜んでもらえることの方が大きい」と明かした。