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京口紘人、隔離生活明かす…食事は弁当配給、健康状態報告も再検査なし

[ 2020年11月14日 16:03 ]

オンラインで会見し、世界戦が中止になったことを謝罪した京口紘人
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(26=ワタナベ)が14日、オンラインで会見し、新型コロナウイルス感染のため、世界戦が試合前日に中止となったことを謝罪。隔離生活についても明かした。

 京口は今月3日にインテックス大阪でタノンサック・シムシー(タイ)と3度目の防衛戦を行う予定だったが、試合前日のPCR検査で陽性が判明して中止に。その日のうちに宿舎から隔離用ホテルに移動し、12日昼過ぎまで過ごした。

 1日の生活は検温、健康状態の報告に始まり、食事は午前8時、正午、午後6時に弁当が配給されたという。さらに夜に保健所の担当者から部屋に電話があり、健康状態を報告。陽性判明時から無症状だったが、その後も症状が出ることはなく、再検査はなかったという。

 当初はメンタル的な落ち込みも激しかったが、空き時間を利用して12ラウンドのシャドーボクシング、筋トレなども行った。京口は「体調悪化の不安はあった。でもボクサー、アスリートは1日1日が大事。体を動かさないと衰えが心配だった。やれることをやろうと思った」と説明した。

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2020年11月14日のニュース