井上尚弥VSモロニ―　10・31にラスベガスで　WBA4度目＆IBF2度目防衛戦

10月にラスベガスで防衛戦を行うことが決まった尚弥
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　米スポーツ専門局ESPN（電子版）は1日、ボクシングのWBA＆IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥（27＝大橋）が10月31日にネバダ州ラスベガスでWBA同級3位、IBF4位のジェーソン・モロニー（29＝オーストラリア）と対戦する計画が進んでいると報じた。WBAは4度目、IBFは2度目の防衛戦となる。

　モロニーは21勝（18KO）1敗。双子の弟アンドリューは前WBA世界スーパーフライ級王者。モロニーのマネジャーが交渉中であることを認め「井上の全てのタイトルを懸けて闘うことになるだろう」と話した。会場はMGMグランド・カンファレンス・センターという。また、米興行大手トップランク社のボブ・アラムCEOが「この試合は10月31日に予定されている」と“ハロウィーン”開催を明かしたとも伝えている。

　井上は4月25日にラスベガスでWBO王者ジョンリール・カシメロ（31＝フィリピン）と3団体統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルスの世界的流行の影響で延期。新たな日程での開催を模索したものの、交渉が難航し、カシメロ陣営は9月26日に米国でデューク・ミカー（28＝ガーナ）と対戦することを発表している。

　ノニト・ドネア（フィリピン）と死闘を演じた昨年11月のWBSS決勝以降、試合から遠ざかっているが、2日に長野県内で行っていたミニ合宿を打ち上げ。試合に向けて準備を着々と進めている。