白井・具志堅の有終の美飾れず…中林稜太郎は引き分けで2回戦進出ならず「勝って終わりたかった」

[ 2020年7月30日 21:03 ]

<東日本新人王予選・スーパーバンタム級4回戦>二瓶竜弥(左)と引き分けた中林稜太郎。白井・具志堅ジムの最後の試合を白星で飾れず
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 プロボクシングの第77回東日本新人王予選が30日、東京・後楽園ホールで開幕し、8試合が行われた。31日に閉鎖する白井・具志堅ジム所属の中林稜太郎(25)はスーパーバンタム級1回戦(4ラウンド)で、二瓶竜弥(22=DANGAN郡山)と対戦。激しい打ち合いの末に引き分けたが、優勢点により2回戦進出を逃した。

 4戦4勝の二瓶を相手に果敢に前に出続けた。被弾する場面も目立ったが、手数で圧倒。二瓶は2回に右目下、3回に左目下をカットしたが、どちらも中林の有効打によるものだった。ジャッジの採点は39―38、36―40、38―38と三者三様。25年の歴史に幕を下ろす名門ジムのラストマッチで優秀の美を飾ることはできなかった。

 「勝って終わりたかった。でも練習してきたことは全て出せた。たったパンチの手応えはあり、結果を待つだけだった。負けてないという感じはなかったけど…」

 日大在学中に複数のジムを視察し、「ここなら自分も強くなれる」と白井・具志堅ジムの門を叩いた。昨年12月にプロデビューしたばかりで、ジムの閉鎖は寝耳に水だったが、ジムの仲間や大学時代の先輩や後輩からのエールを受けて、この日のリングに立った。具志堅用高会長(65)は会場に姿を見せなかったが、計量の前日に「リラックスして、落ち着いて、しっかり頑張ってこい」と激励されたという。

 移籍先は未定だが、今後もボクシングは続ける予定。中林は「あした(31日)ジムに行って会長に会いたいです。会長をはじめジムのみんなに『今まで、ありがとうございました』と感謝を伝えたい」と話した。

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