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日本スーパーライト級、永田大士が新王者 井上尚弥のいとこ浩樹TKO負け、進退に含み

[ 2020年7月17日 05:30 ]

日本スーパーライト級タイトルマッチ   ○同級1位 永田大士 TKO7回2分17秒 ●王者 井上浩樹 ( 2020年7月16日    東京・後楽園ホール )

6回、永田大士(左)のパンチを浴びる井上浩樹(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 プロボクシングの国内興行再開後、最初のタイトルマッチが後楽園ホールで無観客開催され、日本スーパーライト級タイトルマッチは同級1位の永田大士(30)が井上浩樹(28)を7回TKOで破り、新王者となった。これで三迫ジムの現役日本王者は6人となり、最多記録を更新した。

 井上尚弥・拓真兄弟のいとこ、井上浩が無念のTKO負けを喫した。3回に偶然のバッティングで眉間をカット。そこからペースが崩れ、7回には有効打で右目を負傷し、レフェリーが試合を止めた。プロ16戦目の初黒星に大橋会長は「浩樹の悪い面が出た。メンタルの部分で負けた」と分析。井上浩は「今後についてはゆっくり考えたい」と進退に含みを持たせた。

 ▼WBA&IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(いとこの浩樹の試合を観戦)こうしてタイトルマッチが無事開催できて、まずはボクシング界が前に進めたことは良かったと思います。カシメロ戦に向けて、着々と準備ができています。日程は決まっていないですが、心技体のコンディションは全く問題ありません。

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2020年7月17日のニュース