グリーンツダジムが8月興行の新型コロナ対策など発表 本石会長「戦う姿を見てほしい」

[ 2020年7月3日 19:38 ]

8月開催の興行概要を発表したグリーンツダジムの(右から)前田稔輝、本石昌也会長、(1人置いて)矢田良太、(同3人目は)新型コロナ対策で協力する吉田病院の吉田和正院長、左端は開催地・大阪府枚方市のマスコットひこぼしくん
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 グリーンツダジムの本石昌也会長(44)は3日、大阪市内で会見し、8月9日に大阪府枚方市で実施する興行「CRASH BOXING vol.20 in枚方」の対戦カードと新型コロナウイルス感染拡大防止策などを発表した。緊急事態宣言解除後、大阪では初めて、関西では7月25日神戸市で予定されるものに続いてのプロボクシング興行となる。

 会場の枚方市総合体育館は収容人員3500人ながら、今回は関係者と観客の合計で1200~1300人までに抑える方針。本石会長は「今後の状況に応じ、無観客でも興行はやります。客入れ、無観客のどちらでもいい。ただ、一人でも多くの人に私たちが戦う姿を見てほしい」と話す。ボクシング再開を信じて努力する選手たちに成果を発揮する舞台を提供するのが使命と受け止めている。

 日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッションによるガイドラインを踏まえつつ、開催地の枚方市役所、同市の吉田病院とも協議を重ねてコロナ対策を練った。選手には試合3週間前と前日計量の際にPCR検査、もしくは抗原検査を行う見通しで、計量後は外部との接触を避けるためのホテルと試合まで全ての食事も準備する。

 また、当日の入場者に大阪府の「コロナ追跡システム」利用を促すため、チケットに同システムのQRコードを印刷するほか、場内にポスターを掲示。入場時には検温とマスク着用を求める。ジム側でもマスク500枚、フェースシールド800枚を準備するという。

 メインイベントのウエルター級8回戦に出場する元日本同級王者の矢田良太(31)は「これだけ対策をしてもらえば安心してリングに上がれる。思い切りやれる」と話す。昨年12月にWBOアジアパシフィック同級王座決定戦に敗れて以来の再起戦で、藤井拓也(三迫)と対戦する。「枚方は地元だし、2年前に(日本王座の)初防衛成功している。再出発には最適の場所」と意気込む。

 58・5キロ契約6回戦に出場する昨年の全日本フェザー級新人王、前田稔輝(23)は飯見嵐(ワタナベ)と対戦する。「今は大変な状況だけど、少しでも多くの人に勇気を与えるような熱い試合を見せたい。減量中は免疫力が下がると言われている。気をつけながら試合に集中して、しっかりトレーニングしたい」と気合十分。

 日本ユース・スーパーバンタム級王者の下町俊貴(23)、元日本スーパーフライ級王者の奥本貴之(28)らも出場し、計8試合を予定している。

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