田中教仁がタイで世界初挑戦「ネガティブな歴史に終止符打つ」

[ 2020年2月21日 15:07 ]

会見でノックアウトの写真を手に勝利を誓った田中教仁
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 ボクシングの前日本ミニマム級王者でWBA世界同級13位の田中教仁(35=三迫)が21日、都内で会見し、3月3日にタイ・ナコンサワン市でWBA同級スーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(29=タイ)に挑戦すると発表した。世界初挑戦となる。

 この日、35歳の誕生日を迎えた田中は「世界戦を決めてくれた会長、ありがとうございます。トレーナー、ジムの仲間、応援してくれた人たちに感謝しています」とあいさつ。「タイで世界タイトルを獲った選手はいないと聞いているが、ネガティブな歴史に自分が終止符を打ちたい」と意気込みを語った。

 タイで日本人選手が戦ったJBC公認の世界戦は24敗1分けと過去に勝利がない。しかも、ノックアウトは20戦20勝(7KO)、11度防衛中の無敗の王者。三迫会長によると、2月に入ってWBAからスーパー王者に認定された強豪だ。田中は「強いのはもちろんだけど、バケモノというイメージではない。かみ合うと思う。自分のパンチをしっかり効かせてぶっ倒したい」と王座奪取に自信を示した。

 田中にとって初の海外、しかも敵地で会場は市庁舎前の野外特設リング。暑さも含め様々な対応も求められるが、田中は「見えないものに怯えてもしかたない。どんなものも受けてやろうという気持ち」と意に介さず。「バッティング、肘打ち、ローブロー…何でも来ると思って、スパーリングパートナーには、そのつもりでやってくれと注文している。上等っす」と言い放った。

 16歳でボクシングを始め、2005年に20歳でプロデビュー。11年11月から5年以上もボクシングを離れた時期もあった。現在は2人の娘の父親でもあり「家族のためにも勝ってカッコいいオヤジになりたい」と誓う。時差、暑さ対策のため、26日には現地入りするという。

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