亀田3兄弟、JBCに勝訴 4550万円賠償命令 興毅氏「長い闘いに一区切りつき安ど」

[ 2020年2月1日 05:30 ]

判決について会見する亀田興毅氏と北村晴男弁護士(左) (撮影・西川祐介)
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 ボクシング元世界王者の亀田興毅氏(33)ら3兄弟が、不当な処分によって国内で試合をする機会を奪われたなどとし、日本ボクシングコミッション(JBC)や理事らに約6億6600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が31日、東京地裁であり、谷口安史裁判長は処分は違法と認め、JBC側に総額4550万円の賠償を命じた。

 会見した亀田興氏は「長い闘いに一区切りついたので安どしている。一定の評価はしたい」と話した。それでも事実上の追放処分を受け、バッシングを浴びた当時について「経済的ダメージは計り知れない。思い出したくもないぐらい苦しかった」と厳しい表情を浮かべた。担当の北村晴男弁護士は「認識している損害額よりはるかに少ない認定だが、JBCの違法行為が認められたのは大きい」と指摘。「JBCに自浄作用がないことは明らか。判決に出ている方はただちに辞めてもらう必要がある」と現体制の総退陣を要求し、亀田興氏も「関わった方全員の辞任が凄く重要。今後のボクシング界のためにも、きれいな形になってもらえれば」と同調した。

 ▽亀田VSJBC訴訟メモ 13年12月に亀田大毅が出場したWBA&IBF世界スーパーフライ級王座統一戦で起きた「負けても王座保持問題」で混乱を招いたとして、JBCが亀田ジムの吉井慎次会長と嶋聡マネジャーのライセンス更新を認めない処分を決定。ジムは活動休止となり、3兄弟は国内で試合ができなくなった。16年1月14日、亀田側は処分は不当として2年間のファイトマネーと興行収入に相当する約6億6600万円の損害賠償を請求する民事訴訟を起こした。

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