岩佐亮佑が公開練習、軽めに汗 世界王座返り咲きへ「絶好調」「泥臭くても勝つ」

[ 2019年12月5日 08:11 ]

公開練習を行う岩佐(撮影・杉浦大介通信員)
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 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦12回戦(7日、米ニューヨーク・バークレイズセンター)に臨む同級1位の岩佐亮佑(29=セレス)が4日、現地で公開練習を行った。同級3位マーロン・タパレス(27=フィリピン)相手に世界王座返り咲きを狙う岩佐は、リング上でごく軽いシャドーボクシングを1ラウンドこなしたのみ。練習自体は短く終え、その後に日米メディアに対応した。

 ――現在の調子は。
 「コンディションはいいと思います。絶好調ですね。汗も出ているし、体調もベスト。いい感じです。体重もあと1キロ、2キロないかぐらいなんで。今日、明日、調整しておしまいです」

 ――米国では今年2月にも試合をして、2016年11月にもキャンセルになったが渡米は経験した。
 「雰囲気と時間の流れとかはだいぶ慣れてきました」

 ――時差調整は。
 「もう全然、当日の夜から寝れたんで、時差ボケに関しては、僕そのへんが鈍いのか分からないですけど、うまく対応できましたね」

 ――相手はパワーがある選手だが、どう戦いたいか。
 「やっぱりもらっちゃダメですよね。ガードの上からでもしっかりもらっちゃうと、本当にパワーがある選手なんで、まあ、もらわないボクシングをしっかり。ガードとディフェンス。ガードとよけるのをどっちも使って、もらわないボクシングをやりたいですね」

 ――3年前にコネティカット州で予定された試合前には“美しく勝つボクシング”がテーマだと話していたが、その部分は変わらないか。
 「変わらないです。はい、でも、立場も変わって、何が何でも勝つという気持ちがあります。きれいなボクシングだけで勝つっていうレベルじゃなくなってきたんで、勝つことだけを考えて、泥臭くてもいいです。もちろん美しく勝つっていうあれ(目標)は持っていますけど、何が何でも、醜くくても泥臭くても、勝ちにいくつもりです」

 ――具体的には泥臭くやることとはどういうことか。
 「今までは泥臭くならなかったです。美しくそのまま勝ててたんですけど、レベルがアップしてくるうちに、それだけじゃ勝てなくなってくるじゃないですか。その時に、自分らしくないボクシングでも戦えるように、という意味です」

 ――Showtimeで全米生中継という注目の舞台。今後も米国で戦っていきたいか。
 「もう、リングがあれば、どこのリングでも。海外で勝てる選手になりたい。どこのリングでも立てるように、チャンスがあればやりたいですね」

 ――その一方で、これがラストチャンスだとも話していた。もし負けたら、という覚悟もあるのか。
 「その気持ちで今回の試合は挑みます。年齢も30になりますんで、いろいろ考えながらも、毎回毎回がラストチャンスというか、崖っぷちというか、そういう気持ちで戦っています。そのつもりです」

 ――KOは意識するか。
 「倒すときがあれば、チャンスが来れば、そこでチャンスをつかみにいくトレーニングをしてきました。チャンスが来ても、今まではスタミナのこともあるしとかで行けないところがあったんですけど、今回はその1つのチャンスに突っ込むトレーニングをしてきたんで、そこはもうチャンスがあればとことんいきたいと思います」

 ――足を止めて打ち合うトレーニングもしてきた。
 「してきました、はい。自分の引き出しを多くするトレーニングをしてきたんで、どんな状況になっても、自分のボクシングができるようにっていうイメージです」

 ――体調は良さそうだが、練習メニューはもう終了か。
 「こっち来て会長とミットやって、汗出しやるくらい。それくらいですね」

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