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中谷世界王座獲り 7月挑戦者決定戦

[ 2019年5月10日 05:30 ]

世界前哨戦の記者発表で無傷での勝利を宣言した東洋太平洋ライト級王者・中谷正義(中央)と井岡ジム・井岡一法会長(右)、左は元世界2階級王者・井岡弘樹氏
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 ボクシングの東洋太平洋ライト級王者でIBF世界同級3位・中谷正義(30=井岡)が9日、大阪市の所属ジムで会見し、IBF世界同級の指名挑戦者決定戦に出場すると発表した。相手は同4位テオフィモ・ロペス(21=米国)。試合は7月19日(日本時間同20日)に敵地米国で行われる。勝てば、現在はリチャード・コミー(32=ガーナ)が保持する王座への挑戦権を得る。

 2011年6月のプロデビュー戦からほぼ8年。3月に30歳になった中谷は「やっとかな」と本音を口にしながら「世界戦じゃなく通過点」と気を引き締めた。ロペスは1メートル73の右ボクサーファイター。身長で9センチ上回る中谷は「ケガしたらその後の調整にも響く。無傷で勝ちます」と自らに“完全勝利”を課した。

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2019年5月10日のニュース